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050-5804-0320「袴(はかま)」と言えば、昔は大学生や専門学校の女生徒たちが卒業式で着用するイメージでしたが、最近では袴で卒業式に臨む小学生が増えて来ています。
中には仲良しのお友達に和服を誘われて、親に「卒業式は袴を着たい」とお願いするお子様も。
今回は、そんな袴スタイルについてお伝えいたします。
よく、親御様から「袴は華美ではないか」と言った心配のお声を聞くことがあります。ですが、袴は明治時代から大正時代にかけて、女学生の制服として考えられ着用されてきた服装です。動きやすく品格があり、学問の場にふさわしい。昔は、女学生だけでなく先生も着用していました。
しかし卒業式に袴の着用を禁止している学校もありますので、学校側に確認するか、昨年の卒業生のご家族に尋ねておくと安心です。
せっかく日本人として生まれたのですから、和服に興味をもつことはとても良いことです。せっかくの晴れの日ですから、晴れ舞台で袴を着てみましょう。近所のお姉さんが卒業式で袴を着ているのを見て、和装に興味をもつ子どもたちも多いものです。
袴は高いと思われがちですが、安くレンタルできるところもあります。実際には、卒業式用のワンピースをそろえるよりもリーズナブルなことも。
袴は高いから・・・と思っている方も、ワンピースを買ってクリーニングに出すのとどちらが安いか確認してみましょう。この後も着る機会があるだろうからと言ってワンピースを購入しても、実際はそのままタンスで眠ってしまうパターンが多いものです。この年代の女子はこれから体型が大きく変わっていくため、服のサイズもすぐに変化してしまいます。
子どもたちの進路は、これから夢を見つけ、決まっていきます。大学や専門学校に進む子もいますが、進まない子も。娘様の進路もどうなるのかまだ分かりません。また、親のリストラや本人の病気などで、大学進学を諦めるこどもたちも現実には大勢いるのです。 大学卒業の時に袴を着せてあげよう・・・と思っていたら、それが実現しないことも。
袴でトイレが大丈夫かと心配されている親御様は非常に多いです。しかし、袴はロングスカートのようなもの。振袖の上からかぶせているだけですので、難しくありません。下の着物部分が着崩れてしまっても、袴で隠すことができます。
いつもと違う袴は、歩きづらく感じるでしょう。浴衣に慣れている子なら問題ありませんが、そうでないと転倒の心配も。自宅で袴と下駄で歩き回る練習を事前にしておくと安心です。階段の上り下りも練習しておきましょう。
最近は、卒業式に袴を着用するお子様が増えているため、デザインのバリエーションはさまざま。派手なものから可愛らしいもの、シックで大人の雰囲気のもの、トレンドのレトロ柄。
また、サイズ展開も豊富で小さな体型のお子様でも着こなせるよう工夫されています。
せっかく袴を着用したのなら、しっかりと写真に残したいものです。卒業式にプロカメラマンに来てもらうのはさすがに気が引けると思った皆様。卒業式後に、景色の良い場所や思い出の場所で記念撮影をしてみてはいかがでしょう。写真スタジオでの撮影とは趣の違う写真を撮ることができます。
また、卒業式に袴を着ることができなかったお子様に、写真だけでも袴姿で残そうとする親御様も増えて来ています。
小学校の卒業は一生のうちで今しかないイベントです。大切なお子様の晴れの姿を、大切な思い出として切り取りませんか。