季節を感じる屋外撮影~花火編~|ロケーション撮影・出張撮影ならプルメリアロケーションフォト

関東 横浜エリア

プロカメラマンによる出張撮影サービス

050-5804-0320
CLOSE
季節を感じる屋外撮影~花火編~
ABOUT
PLANS
撮影プラン
個人向け
企業向け
料金表
ご予約から撮影までの流れ
OPTIONS
CONTENTS
最高の瞬間をいつまでも。
記念日には写真を残そう!
妊娠のお祝い基礎知識
お宮参りの基礎知識
お食初め
七五三
初誕生
天候別の撮影のコツ
COMPANY
STAFF BLOG
プルメリアフォトガイド プルメリアフォトスタジオ・お見合い プルメリアフォトスタジオ・ペット お見合いフォト マタニティフォト ベビーフォト 横浜前撮り 高橋 由真 フォトギャラリー

天候別の撮影のコツ

花火を撮る

花火を撮る 夏の風物詩のひとつ、と言えば打ち上げ花火ですよね。毎週末、日本のどこかしらで花火大会が開催されています。
大きくて迫力のある花火の感動を写真に納めたいけれど、出来上がる写真は間近で見たような光とはまるで別物。花火を撮るなんて自分にはできない、なんて思った経験はありませんか?
打ち上げ花火の撮影は、普通のスナップ写真の設定ではなかなか上手く出来ません。しかし花火撮影の基本となる設定はどの会場でも共通していて、それさえわかっていればそれほど難しいものではないのです。
今回は、打ち上げ花火を撮影する時の注意点と基本テクニックをご紹介したいと思います。



準備

●カメラ
マニュアルかバルブを使えるカメラを用意しましょう。モードダイヤルでそれぞれマニュアルは「M」、バルブは「B」と表示があるはずです。
ちなみに、レンズは35mm換算で35mm以下の標準のズームレンズで十分です。50mmや100mmの標準~望遠域は使いづらいので必要ありません。

●三脚
打ち上げ花火の撮影において三脚は必須アイテムです。
持っていない方はこの機会に購入すると良いでしょう。予算の都合もあるかと思いますが、最初に買うのであればおすすめは10,000円クラスの三脚。縦構図やローアングルでの撮影が出来るうえ、ミラーレスから普通の一眼レフまでカメラを選ばず使用することが可能です。
そこまで予算がないという方はあまり長く使えませんが、3,000~4,000円クラスのものを買うと良いでしょう。軽いカメラであればとりあえず使用出来ます。1,000~2000円で売っている三脚もありますが、足下がグラつくことが多いので避けた方が無難です。

●レリーズ
こちらも三脚と同じく必須。
レリーズとはカメラに接続してシャッターを操作するリモコンのようなものですが、純正でも3,000円前後で売っています。互換品はもっと安く手に入りますが、メーカーや機種によってコネクタが異なるので購入の際にはご注意を。

●その他あれば便利なもの

  • ライト…カメラの設定を確認する時など手元を照らすのに便利。
  • NDフィルター…露出の調整をします。特に標準感度の高いカメラを使っている人におすすめ。
  • 予備の電池と記録メディア…万が一のために屋外撮影には持っておくと良いですね。



撮影


撮影場所

撮影場所 まずは最も重要な今回の撮影場所を決めます。
自分の好きな構図で撮れそうな場所であることがもちろん重要ですが、三脚を使うので周りの観客の迷惑にならないように十分注意して下さい。観覧場所の後ろや会場からは少し離れた場所など、邪魔にならない場所を探しましょう。可能であれば、前もって下見しておくと安心です。
また、当日の風向きも写真の出来を大きく左右します。風下からの撮影は、花火が煙でぼやけたり火の粉が降ってくることもあるので避けましょう。


カメラの設定

カメラにバルブモードがある方は、モードダイヤルを「B」に合わせます。バルブモードのないカメラの方は、モードダイヤルを「M」に合わせてマニュアルモードに設定します。


露出

露出 基本は「ISO100/F11」です。これで撮ってみて暗く感じたら「ISO100/F8」、明るいと感じたら「ISO100/F16」にセットします。花火大会の途中で露出を変えようかと思ったら、ISO感度は100のままにしてF値だけを変えるようにして下さい。高感度に設定してしまうと明るくなりすぎて真っ白になってしまいます。
また、シャッタースピードは初めて撮る方は5~10秒にセット。バルブモードはシャッターボタンを押している時間がシャッタースピードなので、レリーズを押したら5~10秒数えてボタンを放して下さい。
ホワイトバランスは「晴れ」の設定がおすすめ。オートホワイトバランスにしておくと花火の色がきれいに出ないことがあります。


ピント

ピント 「AF(オートフォーカス)」だとピントがズレてしまうので、かならず「MF(マニュアルフォーカス)」で。手ブレ補正をオフにしたら、遠くの被写体にピントを合わせておきましょう。
ピントが決まったら、そのままピントリングをテープで固定しても良いですね。


いざ撮影!

シャッターは、ボタンを押してから実際にシャッターが開くまで若干時間がかかります。つまり花火が開いてから押しても遅いので、撮影場所が近い場合は打ちあがる「ドン!」という音に合わせてシャッターを押すようにします。
最初は画面から花火がはみ出たり構図が決まらず慌ててしまうかもしれませんが、出来るだけ広角にしてカメラを上に向けて、落ち着いて調整しましょう。
また、被写体となる花火によって明るさも異なるので、「3:露出」でも説明したF値の調整も忘れずに。


撮影後

出来上がった写真に満足の方もそうでない方も、合成加工をすることで写真をゴージャスに仕上げることも可能です。
Photoshopを持っていなくても、GIMPなど無料ソフトを使って比較明合成という手法で合成するとまた違った仕上がりに。単発の淋しい花火写真でも、何枚も重ねることで豪華でアーティスティックに生まれ変わりますよ。


デジカメやスマホ

一眼レフやミラーレスのカメラを持っていない、という人でも大丈夫。デジカメやスマホでも最近は花火のきれいな写真を撮ることが出来ます。
基本的にはここで紹介しているポイントと同じことが当てはまるので、

  • 構図を考える(ズームは使わずに撮る)。
  • 感度設定が出来る場合はISO100に。
  • フラッシュOFF。
  • 手ブレが起こらないようできればスタンドを使う。

といったところは同じです。
この他にデジカメやスマホ特有のポイントとしては、まず「夜景モード」を選択すること。これが一番安定した花火撮影をする近道です。
また、iPhoneなどには標準で「AE/AFロック」機能がついているので、明るさ調整にひと役買ってくれます。カメラの状態の時に画面をしばらく押さえてから放すと「AE/AF Lock」の表示が出てロック状態に切り替わります。
また、スマホの場合特に注意しなければならないのがシャッターのタイミング。画面上のシャッターボタンを押す時ではなく、指が放れた時にシャッターが切られるので、ゆっくり放して手ブレを抑えましょう。

お役立ちコンテンツindexに戻る

TOP