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気温も湿度も高く、屋外で過ごすだけでも大変な季節。でも、輝く太陽の下は自然光が美しく、写真を撮るのには適した季節でもあります。この時期ならではの木陰や木漏れ日も、コントラストが明瞭で大変涼しげ。
ここでは夏に屋外でロケーションフォトを撮る際のアイデアをお知らせ致します。
水分補給のための飲み物を必ず用意しましょう。汗ふき用のタオルと帽子、日焼け止めも必須。首に巻くクールタオルも便利です。目を保護するためにサングラスも持参した方が良いでしょう。手汗でカメラが滑って落ちないように、ストラップを確認しておきましょう。
長時間の撮影にならないように計画を立てましょう。
基本的にオートにしておけば、カメラが自動的にシャッタースピードやISOの感度を調節してくれますが、太陽の強い光が照りつけている所では明暗の差が激しく写ってしまったり、全体的に白く写ってしまったりすることがあるので、NDフィルターをかけるなどの対策が必要になる場合があります。
お持ちのカメラの説明書やウエブサイトに色々とノウハウが載っていますので、参考にしながら何枚か試し撮りをしてみましょう。
夏を代表する花と言えばひまわり。写っているだけで、真夏の雰囲気が伝わってきます。その他にも、アサガオは朝方を、ハイビスカスは南国を連想させます。キキョウの濃い紫は日本古来の美しさが伝わってきますし、可憐なラベンダーは、北海道の涼しげな風景が浮かんできます。
食べ物の代表格といえばスイカとかき氷。みずみずしさと色彩の美しさの両方を併せ持った品です。うちわや風鈴、麦わら帽子も夏を感じさせる代表的な品です。ボリューム感を出したいのならば、そうめんや冷やし中華も良いですね。あえて子供っぽさを出すならば、セミやカブトムシもおすすめです。
被写体を人にするならば、ぜひ浴衣や甚平の着用をリクエストして下さい。夕涼みや上記の夏の花や品物と一緒に撮影すると、一気に夏らしいロケーションフォトに仕上がります。
最近のカメラには「夜景撮影モード」がついているので、利用すると良いでしょう。しかし、夜景撮影モードにした場合はシャッター時間が長くなるため、手振れが心配です。こんな時は三脚の使用をおすすめします。また盆踊りを撮影するときにフラッシュを使用すると、臨場感が減ってしまいがちです。こんな時は、ISO感度を上げて撮影してみましょう。
夏の雰囲気を前面に出したいのならば、海やプールで思いきりはしゃぐ姿が一番です。涼を感じさせる水と、まぶしい太陽、肌を露出する水着姿は、夏の全てを凝縮させたロケーションフォトになるでしょう。
年間を通じて、黄昏時は夏が一番美しくてロマンチック。カップルで被写体になるならば、おすすめのロケーションフォトです。刻々と変化する空の色に魅せられて、ついついシャッターを多めに切りたくなります。
夕焼けの赤い色を強調したいのならば、カメラのホワイトバランスを「くもり」や「日陰」にするのがおすすめ。手前に人物を配置してシルエットを撮影したい場合は、露出補正をマイナスにすると良いでしょう。
空に高く上る巨大な積乱雲が見られるのも、急な夕立ちに見舞われるのも、夏ならではです。これもシャッターチャンスととらえ、撮影にトライしてみてはいかがでしょうか。ひまわりと積乱雲、夕立ちに慌てる浴衣姿の人などのコラボレーションも良いですね。とはいえ、天候変化による落雷には十分注意して下さいね。
撮影時には偏光フィルターを利用すると、光の乱反射を防いれくれるので、全体的に鮮やかな色調のロケーションフォトに仕上がります。