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050-5804-0320帯祝いを行う時期は、昔からのしきたりがあり、決まっています。その風習は、平安時代からあったとされていましたが、現在は、そうこだわるモノでもなく、母体の体調を第一とし時期を見て、行うこともあります。ここでは、帯祝いを行う時期についてご紹介いたします。
帯祝いは、正式には「妊娠5ヵ月目の最初の戌の日」とされています。これは、「五」が縁起の良い数字ということお母さんの体の中で、ちょうどその時期に胎盤が完成し安定期に入る頃だからと言われています。妊娠5カ月というと、悪阻がやっと落ち着いてきて体調が良くなる頃です。
最初の戌の日は、あくまで目安であり、母体が心身共に不安定な時期にお祝いするより、安定期に入ってからお祝いしましょうという昔の人の偉大な知恵と思いやりです。妊娠中の体調の悪さ、心の不安定さは、本人しか分からないものです。まわりの人が、いたわり見守ってあげるのが、良しとされます。妊娠5ヵ月や戌の日にこだわらずに、安定期に入った体調のよい日にお祝いする方もたくさんいらっしゃいます。
地方によっては、7カ月目に行うところもあるくらいです。安産祈願で有名な神社は、土日や、戌の日は、込み合います。安定期を、無事に過ぎると安産を願う。これは、親になる方たち、周りの人たちの自然な思いです。